改良土とは
建設工事で発生した建設発生土を大型のふるいにかけ粒径を整え、石灰等の改良材を混ぜこみ水分を調整し締固め強度を高め、埋戻しや盛土に適した土へ改良した再生土(改良土)です。

改良材(生石灰)
生石灰改良土(20-0)
改良土のメリット
- 建設発生土の再利用による環境負荷低減
建設発生土仮置場のひっ迫を軽減します。また、新材(山を掘削して採取する山砂)の採取に替え改良土を使用することで、山林資源の保護につながります。 - 温室効果ガスの削減
改良土を利用することで、建設発生土の埋め立てや新材の掘削採取に係るエネルギーが削減され、温室効果ガスの削減となります。
※建設発生土550立米をリサイクルせず新材を使用した場合と改良土を使用した場合の比較では、改良土を使用したほうがCo2換算で2.9tの削減となります。
(出典:一般社団法人全国建設発生土リサイクル協会:建設発生土のリサイクルによるCO2排出削減効果の算定) - 再掘削が可能
石灰系改良材を用いた改良土の場合、容易に再掘削を行うことが出来ます。水道管など将来メンテナンスが想定される箇所での利用に適しています。 - 液状化の防止
盛土や埋戻し土に利用することで、圧縮強度、締固め特性、CBR、変形特性が向上し、地震による液状化現象を防止することが出来ます。 - 地盤沈下の防止
水分が少なく強度が高い土ですので、盛土や埋戻し施工後の地盤沈下を防止できます。 - 防草効果
改良土は、アルカリ性を示す為、雑草が生えにくくなります。街路樹などに隣接して施工しても樹木の生長の影響が少ないことが証明されています。なお、アルカリ成分は食品乾燥剤しても利用される石灰の水酸化カルシウムであり、大気中の二酸化炭素や雨(弱酸性)により中和されます。